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Play Console の [リリース] セクションでは、新しいアプリや更新したアプリの公開準備に必要な過程を管理できます。たとえば、リリース前のアプリのテスト、適切なデバイス ターゲティングの設定、テストトラックや製品版トラックにおけるアップデートのリアルタイムでの管理と監視を行うことができます。アプリのリリースに関わるデベロッパー ニーズを明確化して対応するため、主要なプロセスを大幅に改善しました。それにより、こうした不可欠なタスクをより効果的に管理できるようになっています。

新機能

  • 新たにグループ化され、タスクに基づいて関連する機能が整理されたナビゲーション
  • 新しい [リリースの概要] ページにより、さまざまなトラックにわたってアプリをすべて 1 か所で監視
  • 新しいアプリのステータスの定義
  • 内部テスト版、クローズド テスト版、オープンテスト版の各トラックを区別
  • リリース前レポートを新たにユーザーテストと一緒に表示
  • 国 / 地域ごとのアプリの公開状況の管理を含む、新たな製品版専用のリリース管理
  • デバイス カタログの刷新
  • アプリの公開状況の簡単な設定オプションや新しいリリースの種類の定義を利用できる、一元的な詳細設定

  • 時間指定公開を、変更を公開するタイミングの確認と管理が可能な「管理対象の公開」という新フローに統合

リリースの概要

新しい [リリースの概要] ページで、テストトラックや製品版トラックにわたってアプリに関する情報を監視し、対処する必要のある重要なタスクに集中できます。アプリをテストしているユーザーの数や各トラックが公開されている国を、このページですばやく確認できます。情報を確認したいリリースやトラックをフィルタ機能や検索で絞り込み、個別のリリースを選択して詳細を確認できます。

[リリースの概要] には、次の情報が表示されます。

  • すべてのリリースの種類にわたる主な属性の概要

  • パーミッション要件、起動を妨げている可能性のある原因、リリースの否承認など、対処する必要のある主なアラートのハイライト

  • すべてのトラックおよびフォーム ファクタにわたる全リリースの一覧

  • すべてのフォーム ファクタにわたるアクティブなトラック

テスト版トラック

Play Console の [内部テスト] および [公開] セクションでは、アプリを一般ユーザーに向けて広くリリースする前に、アプリの品質とパフォーマンスを実際のユーザーで確認できます。

新機能製品版トラックと、内部テスト版、クローズド テスト版、オープンテスト版の各トラックとの区別をより明確にしました。これはベスト プラクティスを反映したもので、デベロッパーのチームが自信をもってアプリをリリースできるよう、アプリのトラックのステータスを一目で把握しやすくすることを目的としたものです。

リリース前レポート

テストトラックではアプリやゲームをユーザーにテストしてもらうことができるのに対し、リリース前レポートでは、Firebase Test Lab for Android で一般的なさまざまな仕様のデバイスにより自動的に実施されるテストを通じて、アプリの品質やパフォーマンスを体系的にチェックできます。

新機能リリース前レポートにおいて、指標の説明が改善されたほか、安定性の問題のグループ化、ANR とクラッシュの区別、設定の機能強化によるカスタムテストのハイライト表示(ゲームループやテスト スクリプト)が追加されました。

製品版

アプリやアップデートの公開はデベロッパーにとって重大事であり、怖さを感じることもあります。Play Console の新しい [公開] セクションでは、テスト版リリースと製品版リリースの区別が明確になりました。デベロッパーはこのセクションで、製品版リリースを作成して管理するとともに、選択した国のすべてのユーザーにアプリを公開できます。アプリのリリースを実施する際は、製品版リリース ダッシュボードで重要な統計情報を総合的に把握できます。

新機能リリース管理フローにアプリを公開する国 / 地域の管理が追加されたほか、公開状況を変更する際の確認のアクションも追加されました。

事前登録

事前登録を利用すると、リリース前のマーケティングでユーザーの需要をつかみ、リリース時にそれを活かすことができます。事前登録では、関心を持ったユーザーが事前に登録して、アプリがリリースされたらダウンロードについての通知を受け取れるよう、リリース前にストアの掲載情報が公開されます。アプリは対象デバイスに自動的にインストールされます。

新機能特典、公開する国の設定、対応デバイスの確認が 1 か所で可能になりました。

デバイス カタログ

[デバイス カタログ] には、Google が認定した数千種類の Android デバイスや Chrome OS デバイスが掲載されており、デバイスの仕様の検索と表示が可能です。また、インストール数、評価、収益をデバイスの種類別に表示することもできます。

新機能デバイス カタログが刷新されました。自社のアプリを公開しているデバイス、除外しているデバイスをすべて表示できます。Android デバイスのカタログ全体を検索およびフィルタし、その結果を保存して後で簡単に参照できるようにすることができます。CPU、RAM、フォーム ファクタ、システム機能といった、デバイスごとの詳細情報を表示できます。

詳細設定

さまざまな Android デバイスやプラットフォームでのアプリの公開設定の管理や、携帯電話会社のターゲット設定などの詳細設定の有効化を行えます。

新機能[アプリの公開状況] を使用して、簡単に既存のアプリの公開を停止したり、公開したりできます。さまざまな Android デバイスやプラットフォームでのアプリの公開設定を管理できます。

管理対象の公開

時間指定公開は、「管理対象の公開」という新たなフローに移行しました。管理対象の公開を使用して、リリースやストアの掲載情報などにわたって、送信された変更内容をすべて把握できます。

新機能審査中となっているすべての変更の概要を確認し、Google Play でいつ実際に公開するかを管理します。あらゆる変更を 1 か所で確認および調整し、すべてが同時に公開されるようにします。